JCOG2203NEO-JPEG
研究責任者:胃がんグループ研究代表者:黒川 幸典/食道がんグループ研究代表者:竹内 裕也
研究事務局:胃がんグループ研究事務局:柳本 喜智/食道がんグループ研究事務局:坊岡 英祐
食道胃接合部腺癌に対する DOS or FLOT を用いた術前化学療法のランダム化第 II/III 相試験
患者さんむけの説明文書
目的
R0 切除可能な cStage III-IVA の食道胃接合部腺癌(Siewert I 型 or II 型)を対象に、術前化学療法としてドセタキセル+オキサリプラチン+S-1(DOS)と 5-FU+レボホリナートカルシウム+オキサリプラチン+ドセタキセル(FLOT)の組織学的奏効割合をランダム化第 II 相部分で比較することでより有望な術前化学療法レジメンを選択し、標準治療である手術+術後補助化学療法に対する選択された術前化学療法の上乗せ効果についてランダム化比較第 III 相部分で検証する。
Primary endpoint
- 第 II 相部分:組織学的奏効割合(Grade 2 以上)
- 第 III 相部分:全生存期間
Secondary endpoints
- 第 II 相部分: 術前化学療法の奏効割合(奏効率)、術前化学療法の用量強度、組織学的完全奏効割合(Grade 3)、R0 切除割合、手術までの治療完遂割合、有害事象発生割合
- 第 III 相部分:無増悪生存期間、術前化学療法の奏効割合(奏効率)、術前化学療法の用量強度、組織学的完全奏効割合(Grade 3)、R0 切除割合、手術までの治療完遂割合、術後補助化学療法までの治療完遂割合、術後補助化学療法の時点毎の継続割合(術後 3 か月、6 か月、9 か月、12 か月)、有害事象発生割合